支店長弁護士インタビュー

厚木支店長 神奈川県弁護士会横江 利保弁護士

泉総合法律事務所 厚木支店長、横江利保(よこえとしやす)弁護士のインタビューです。ご相談いただくにあたり、心がけていることなどをインタビューしました。

駅からのアクセスが良く、静かで落ち着いた事務所です

――― まずは、厚木支店についてお聞かせください。厚木支店の事務所周辺の街の雰囲気や印象、駅からの道のりや、道の分かりやすさなど、来所しやすさにつながっている特徴をご紹介ください。

本厚木駅の周辺は、飲食店が多数あり、街にはにぎわいがあります。
街では、小さなお子さんからお年寄りの方まで幅広い年代の方が日々行き交っています。

当事務所は、小田急小田原線本厚木駅北口を出て徒歩2分ほどのところにあります。
本厚木駅は各駅停車から快速急行まですべて停車しますので、アクセスのよさ、利便性の高さが魅力です。本厚木駅北口を出て、三井住友銀行や有隣堂を目印にして歩いていただければ、当事務所がみえてきます。

厚木市にお住まいの方だけでなく、平塚や愛甲、海老名、伊勢原、秦野あたりにお住いの方や、職場が厚木にある方にもご利用いただいてます。

 

――― 事務所の相談室の特徴をご紹介ください。また、ご相談者様のプライバシー配慮、相談しやすい雰囲気のために工夫していることがあればご紹介ください。

当事務所は、ほていや第二ビルの4階にあります。
エレベータで4階に降りていただいたあと、左手にございます。
相談室は、圧迫感のない広いスペースが確保されております。近隣のテナントの音などが聞こえてくるようなこともなく、静かです。落ち着いてご相談いただけるかと思います。

 

――― 横江先生のご相談者様への対応についてお聞かせください。レスポンスを早めるために心がけていることや、ご相談者様と同じ目線で法律相談をするために心がけていることなどをご紹介ください。

弁護士との連絡の取り方については、ご依頼時に十分に案内をするようにしております。信頼関係を築くうえで重要だと考えているからです。
裁判所や警察署等への外出や、打合せをしていたりする関係で、連絡をいただいてもその場で直接お話をすることができないこともございます。
ただ、そのような場合でも、事務局スタッフのサポートも受けながら臨機応変に対応することで、弁護士と連絡が取れないことで依頼人に無用な不安を抱かせてしまうことがないよう心がけております。

ご相談においては、自分の伝えたいことが相談者にきちんと伝わっているかを意識しています。
自分の話したいことだけを一方的に話をしたところで、有益な相談にはなりません。
難しい法律用語を並べたてて説明しても、たとえそれが法律的は正しい説明だったとしても、相談者が置いてきぼりでは意味がありません。
極力難しい法律用語の使用を避け、多少の正確性を欠くことがあってもまずは平易な言葉での案内をしております。

また、親しみやすさも大切にしています。
相談者のなかには、『こんなこと弁護士さんに相談するなんて申し訳ない(から言い出せなかった)』という趣旨のことをおっしゃる方がいらっしゃいます。
弁護士をそういう存在と捉えていただきたくないですし、悩みを打ち明けられていないのだとしたら、それは真の意味で相談に乗っているということにはならないと思います。
もしそういうことが起きてしまったとしたら、それは親しみやすさが足りなかったことも関係していると思いますので、そういうことにならないように心がけています。

もっとも、このことは何でもかんでも依頼人の言いなりになるということとは違います。
弁護士としてできることとできないことをきちんと伝えることも大事なことです。
弁護士の立場から、事案を法律的にみたときに重要になってくる事柄というものがございます。
私からそうした事柄をお伺いすることもありますので、ご相談ではその点のご協力をお願いしています。

 

起きたことにどう対処するか

――― 先生にとって、事件解決に取り組む際のモチベーションや、事件解決にどのように取り組んでいきたいかの意気込みなどをご紹介ください。

事案への取り組みにおいては、依頼人のお役に立てるように経験を重ねていくことと、一つ一つの案件に全力で取り組むこと、その双方を大切しています。

いろいろな案件に携わり多くの経験を重ねていくことは、新たな依頼を解決するにあたって大きな強みとなります。実際に、過去の経験を参考に事件の見通しを立てることもあります。
とはいえ、まったく同じ依頼というものは存在しませんから、1件1件に真摯に向き合い、目の前にある事案の解決に努めてることが重要と考えています。

事件解決のモチベーションは、皆様のお役に立てること、それ自体ですね。
相談者は、自分の力だけではどうにもできなくて、困っていて、でもなんとかしたい ―― そう思って法律事務所に足を運んでいるのだと、私は思っています。
なかには、相談するのもためらわれるけど、勇気をもって相談に来た、という方もいらっしゃいます。
そうして相談に来られた方の話を聞いて、そして依頼を受けることにした ―― そうであるからには、責任感をもって自分のできる最善を尽くすのは、必然です。
自分の力(だけではないですが)が誰かの役に立っているというのは、とてもうれしいことです。
相談してよかった、お願いしてよかった、という言葉を聞けたら、これ以上のものはありません。

 

――― 法律相談における早期相談の重要性について、痛感したエピソードがあれば、ご紹介ください。

刑事事件で、事件からだいぶ時間が経過してから相談に来られた方がいました。
事実関係は認めていて、『被害者の方と示談をしたい』ということでしたので、被害者の方に示談の申し入れをしました。
ただ、被害者の方からは、『なんで事件から謝罪までこんなに時間が経っているのですか?今さら何ですか?』という趣旨のことを言われたことがあります。

借入れの問題では、もっと借金が増える前に相談にいらしていれば、大事にならないで済んだのにというケースがあります。
弁護士に依頼するかどうかは別の問題として、相談をしてみることで思わぬ解決の糸口が見つかることもあるかもしれません。

 

――― 最後に、お聞きします。横江先生は弁護士として、ご相談者様に何を提案又は提供したいとお考えですか。

どのような解決の仕方が最適かというのは、とても難しい問題です。
時間的なことであったり、金銭面のことであったり、それ以外のことであったり、考えなくてはいけないことは1つではありません。
弁護士としては、解決策が複数考えられるような場合には、なるべく分かりやすく、きちんと整理した形で解決策を示し、ご本人がきちんと後悔のない選択ができるようにする。
このことが重要だと考えています。

計算通りの人生などありえません。
日常生活のなかで、ひょんなことから何らかのトラブルに巻き込まれることは、誰にでも起こりえます。
トラブルに巻き込まれた場合に、自分の身に起きたこと、その結果は変えられません。
ですが、起きたことにどう対処していくかで、未来は大きく変わってくるはずです。

私は、トラブルに巻き込まれてしまった方が少しでも早く日常の生活を取り戻していく、そのお手伝いができればいいなと考えています。
日常の生活を取り戻すことは、時としてそう簡単なことではないかもしれません。
ですが、これまで私が培ってきた知識と経験を生かしながら、自分にできる最大限のサポートをさせていただきます。

 

――― インタビューは以上です。横江先生、ありがとうございました。

ありがとうございました。

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